IQVIAは、レセプトや電子カルテなど様々なデータソースからリアルワールドエビデンス(RWE)を創出する国際標準規格を活用したRWD解析支援サービスに注力している。国際標準規格は様々なソースのデータを統一コードに変換する「OMOP」と呼ばれるもので、データ解析、国際共同研究、国際比較がしやすくなるという。同社は、▽データ生成支援▽担当者トレーニング▽製薬企業などからの依頼に基づく海外OMOPデータベースを活用したRWD研究コンサルティング、研究支援――のサービスメニューを用意し、主に大規模医療機関、研究機関、製薬企業などを対象に展開している。
RWD調査・研究では、医療機関で使用されている電子カルテ、医療情報システムはそれぞれのメーカーで規格が統一されておらず、データを創出する際のネックの一つ。
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