中央社会保険医療協議会は15日の総会で、小児や迅速導入による効能・効果が追加された既収載品など2025年度薬価改定における改定時加算の対象品目を了承した。対象は21成分45品目で、最も多かった加算は小児適応の効能追加等にかかる加算で13成分26品目に上った。
小児適応の効能追加等にかかる加算で最も加算率が大きかったのがノバルティスファーマの慢性心不全治療薬「エンレスト錠」(一般名:サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)、あすか製薬の肝性脳症における高アンモニア血症の改善を効能・効果とする「リフキシマ錠」(リファキシミン)の2成分で、加算率20%と高く評価された。
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