厚生労働省は22日、今夏をメドに概ね全ての薬局で電子処方箋が導入される見通しを示した。3月までに8割弱の薬局が導入見込みとした一方、医療機関に関しては1割弱にとどまるため、未導入施設へのフォローアップや公的病院への導入再要請などの取り組みを行った上で、今夏をメドに電子処方箋導入に関する目標の見直しを行うこととした。
同日に開かれた「医療DX令和ビジョン2030厚生労働省推進チーム」で電子処方箋の普及に関する現況を報告したもの。電子処方箋を運用している医療機関・薬局等は、12日時点で計4万7681施設となり、このうち薬局は3万8188施設と全体の8割を占める。
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