
ロート製薬は、フェムケアの新ブランド「LABiOME(ラビオーム)」を立ち上げ、3月15日からデリケート部位の肌を考えて開発した洗浄剤「ラビオームバリアビオソープ」を全国のドラッグストア、ロート通販などで一般発売する。既にECサイトで順次先行発売をしている。
同製品は、保湿成分である乳酸桿菌を配合した乳酸菌バリアケア発想のジェルソープ。肌の潤いを守って洗うことができる。VIO脱毛の経験者の増加や更年期の女性ホルモンの変化、生涯生理回数の増加などに伴う現代女性に起こりやすいデリケート部位の現状に着目して開発した。
乳酸桿菌配合のとろみのあるジェルが潤いを守りながら、臭いや不快感の原因にもなり得る汚れをすっきり落とし、デリケート部位への肌環境を整える。さらに、乳酸発酵ヒアルロン酸、ラビオエイドなど同社独自の保湿成分を配合しているほか、弱酸性、防腐剤フリー、敏感肌の人によるパッチテスト済みと優しさにこだわった処方となっている。清々しいフローラルの香りのニオイベール効果で、気になる臭いのケアも可能。
昨年7月に同社が実施したデリケート部位に関する調査によると、20~40代女性の61.2%が「デリケート部位の痒み」、また46.8%が「デリケート部位の臭い」に悩んだことがあると回答した。一方で、デリケート部位用の洗浄剤を使用している人は12%にとどまり、一般的な選択肢としてケアの習慣が浸透していない現状が判明した。
こうした状況を踏まえ、同社はこれまで培った皮膚科学に基づく知見と技術を生かし、デリケート部位への悩みに対する選択肢を広げ、新提案をしていきたい考え。
容量は180mLとつめかえ用の150mLがあり、各オープン価格。