野党議員提出の「医薬品不足を解消するための中間年改定廃止法案」の審議が、9日の衆議院厚生労働委員会で行われた。法案では2年ごとの診療報酬改定を原則とするよう法制化を求めている一方、提出者からは、大幅な物価上昇やパンデミック時には例外的に毎年改定や年2回改定を認める考えも示された。
同法案の正式名称は「健康保険法および高齢者の医療確保に関する法律の一部を改正する法律案」で、厚生労働相の裁量に委ねられている診療報酬改定の実施時期を法律に位置づけ、診療報酬の基準は2年ごとに必要な改定を行うことを原則としている。
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