内視鏡手術支援ロボットの米インテュイティブサージカルの日本法人は9日、手術支援ロボットの最新モデル「ダビンチ5サージカルシステム」を日本で7月から販売を開始すると発表した。既存製品の1万倍以上のデータ処理能力を持つ。
3次元の力覚情報を専用鉗子の先端から術者のハンドコントローラへ伝える機能を搭載し、術者は組織を押し引きする際の力を感知することができる。3D映像も改良され、よりリアルな術野を実現した。
米韓では臨床使用されている。膵臓癌手術で、手術時間が従来と比べ1時間近く短縮したとの声もある。