神奈川県の大和綾瀬薬剤師会は、地域医療における薬局薬剤師の意識を確認するため、地域連携薬局、地域支援体制加算算定薬局を対象とした調査を実施した。その結果、「患者のための薬局ビジョンの内容を理解している」「患者のための薬局ビジョンを認識した業務を遂行している」との回答が約9割を占めた。休日夜間輪番薬局に参加意思がある薬局は59%で、休日夜間などの開局時間外でも、調剤・在宅業務に対応しなければいけないと回答した薬局は82%に上った。
同薬剤師会は、休日夜間の医薬品供給に協力する薬局については非会員薬局も含めて積極的に広報する考えである一方、休日夜間に対応しない薬局に対しては「自らの収益だけに目を向けて社会貢献しない薬局」として、行政などの広報を通じて地域住民に周知する考えを示す。
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