沢井製薬はきょう1日、キュアアップが開発・薬事承認、保険適用を受けた減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」を発売する。ハウディは医師の診断のもと患者に処方されるプログラム医療機器。医師用と患者用のアプリの二つで構成され、アルコール依存症で減酒が治療目標となる患者への治療を補助する。初年度の処方対象患者数は約1300人、売上高は1億円を目指す。
8月27日に都内で開いた会見で、木村元彦社長は「デジタル治療市場は、2028年にグローバルで2.5兆円と大きく成長する分野と言われ、日本市場も35年には3000億円と見られている。沢井製薬としても初の治療アプリであるハウディ販売により、デジタル医療機器への挑戦を本格化していきたい」と意気込みを語った。
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