
オリンパスは3日、ストロボスコピー観察機能とNBI観察機能を統合した新しい外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S(ビセラ・エス)」を、8月から米国で発売したと発表した。なお、同製品はすでに2024年から日本、欧州、アジア・オセアニアの一部地域で販売している。
同製品は、同社の高度な光学技術により鮮明な画像を提供する、耳鼻咽喉科、泌尿器科、産婦人科の外来患者向けの内視鏡システム。がんをはじめとする疾患に対する早期発見と、重要な組織変化の視覚化をサポートすることで、質の高い診断に貢献する。
主な特長特長としては、▽高画質化の実現により、信頼度の高い診断に寄与▽ビデオシステムとストロボスコピー光源を一体化し、操作性と診断精度の向上に貢献HDカメラヘッド対応により、精密な検査を実現▽検査記録保存機能の向上によって、患者の効率的なフォローアップをサポート―ーが挙げられる。
同製品の発売により、同社は早期発見・診断、病期分類、治療、予後といったケア・パスウェイの水準を高め、患者のアウトカム改善を目指していく。
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