◆先日、ある大学の薬用植物園での取材時に、ヒマワリは最も効率良く多くの種を付けるために、ある決まった螺旋の形で種を配列していると聞いた。調べてみると、その配列はフィボナッチ数列と呼ばれ、種の一つひとつを中心から黄金角と呼ばれる約137.5度ずつずらしながら螺旋状に並んでいるとのことだった
◆さらに調べると、成熟したヒマワリは東の方角を向いてそのまま固定されるという。これは受粉に最適な状態を作るためというのが定説のようで、種が生き延びるために身につけた生命本能とされている
◆普段は気に留めないことでも、あるきっかけによって知的好奇心がくすぐられ、新しい発見につながることがままある。新しく得た知識は教養となり、仕事に生かせる時がくるかもしれない
◆取材中は「この話は記事(のネタ)になるのか」ということばかり気にしてしまう。その心がけのせいで、実は新しい知識の種を聞き漏らしているかもしれない。これからはより広いアンテナを張ることを心がけようと思った。
知識の種を聞き漏らさないように
2025年09月05日 (金)
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