厚生労働省は、関係学会、医療関係団体、国民から選定療養に追加すべきものに関する提案や現行の選定療養に関する類型の見直しに関する意見の募集を行ったところ、343件集まったと公表した。17日の中央社会保険医療協議会総会で報告した。薬局の開局時間外の時間における緊急性の低い調剤に対する支払いを、選定療養として定めるよう見直すよう求める提案もあった。今後は事務局で整理・検討を進め、必要に応じて中医協で議論する。
4月28日から6月30日に意見を募集して集まった343件のうち、新たな選定療養の追加にかかる提案は140件で医科が77件、歯科が12件だった。既存の選定療養の見直しにかかる提案は179件、療養の給付と直接関係のないサービス等に関する意見は4件あった。
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