フランスベッドは、10月8~10日、東京・有明の東京ビッグサイト開かれる「第52回 国際福祉機器展」に出展する。
同展示会は、「共に生きる、支える、未来」を出展テーマに、利用者・介助者・家族といった多様な立場に応える包括的な支援を可能にする製品群を紹介。福祉機器の進化と共生社会の実現に向けた取り組みを体現させる。
同社が出展する主力の介護用電動ベッドでは、「介護人材の不足」や「老老介護」などの課題解決を図る「離床支援マルチポジションベッド」や「超低床フロアーベッド」、病院・福祉施設向けの製品を紹介する。
また、組立・配送現場から寄せられた「ベッドは重く、一人での設置が困難」という課題に対応するために開発した、介護用電動ベッド「RaKuDa(ラクダ)」を展示。同製品は、各パーツの軽量化により一人でも簡単に組み立て・設置が可能となっている。ラクダの掲げる「はこぶのらくだ」「くみたてらくだ」「そうさもらくだ」の三つのコンセプトは、作業効率の向上だけでなく、働く側の負担軽減や働きやすい環境づくりへの配慮も込められている。展示会場では、こうした視点を反映した製品を紹介していく。
さらに、背上げ動作に連動してマットレスがスライドし、腹部への圧迫を軽減する構造を採用したスライドマットレス「RX-SLD-Ag BAE」や、座位・立位の移乗をサポートするリフトアップチェアなど、多様な暮らしに寄り添う新製品5点を含めた総勢60点を展示する。
また、今回の展示では、3Dホログラムによる空間演出やバーチャルアシスタントを活用した製品説明を導入。視覚的・体験的な訴求力を高めることで、来場者が製品の特長や使用シーンをより深く理解できるブースづくりを目指している。
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