アイリスは26日、AI搭載カメラ型医療機器「nodoca」に、新型コロナウイルス感染症を判定対象とする新機能を追加搭載し、「nodoca3」として提供を開始した。同機能は、のどの写真を用いて新型コロナを判定するAI医療機器として日本で初めて医療機器承認を受け、今月2日付で薬事承認を取得していた。
「nodoca3」に追加された新型コロナ判定機能は、新たな咽頭画像データを加えた100万枚を超える医療画像データベースをもとに開発された新AIを搭載し、インフルエンザ検査と併せて、のどの画像と診療情報等をもとに新型コロナの判定に用いることができる。これにより「nodoca」は、インフルエンザと新型コロナの両疾病をカバーし、発熱外来での診療支援の幅が拡大される。
なお、「nodoca」は、インフルエンザ感染症の診療において、全国の医療機関で10万人以上の診断に活用されてきている。
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