薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は11日、乱用等の恐れのある医薬品成分など8成分を医薬品医療機器等法上の「指定乱用防止医薬品」に位置づける案を了承した。依存性や乱用実態等を踏まえ、乱用等の恐れのある医薬品6成分以外に鎮咳薬に含有されるデキストロメトルファンなど2成分を対象とした。
厚生労働省が示した指定乱用防止医薬品の案として、乱用等の恐れのある医薬品であるエフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、ブロモバレリル尿素、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンのほか、鎮咳薬が含有する成分であるデキストロメトルファン、総合感冒薬等に含まれる成分のジフェンヒドラミンの2成分を指定範囲とした。これら8成分の水和物・塩類も対象となる。
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