日本光電は18日、同社が全面協力した小学館の幼児誌「幼稚園」の付録「おやこで!AEDたいけんセット」(2024年10.11月号)がこのほど、第67回日本雑誌広告賞の第四部「メディア複合型広告部門」で金賞を受賞したと発表した。
「日本雑誌広告賞」は、日本雑誌広告協会が主催しているアワードで、経済産業省後援のもと、雑誌広告に関する優秀な作品を表彰している。作品表彰を行うことで、雑誌広告の質的向上を図ると共に、社会生活情報としての機能を高めることでわが国の産業、経済、社会、文化の発展に寄与することを目的に、1958年に創設されている。
今回受賞した付録は、小さな子供にもAEDとその使用方法に興味を持ってもらい、いざという時にためらわずに使えるよう、救命のために行動する大切さを学んでほしいという同社の願いから、小学館に全面協力したもの。
同社のAEDとほぼ同じサイズで、レバーを引くとフタが開く仕組みや内部のスイッチなどデザインを忠実に再現されている。また、音声ガイダンスも流れることから、体を描いたポスターに電極パッドを配置し、電気ショックや胸骨圧迫(心臓マッサージ)を練習することができる。
幼児誌「幼稚園」の特集記事で、AEDを分かりやすく紹介すると共に、組み立て紙付録により楽しみながら学ぶことができる雑誌広告とした点が、今回評価された。
2004年7月に、日本で一般市民によるAEDの使用が認められてから20周年を迎えている。同社はAED一般解禁に先駆け02年にAED事業を開始し、09年に日本初の国産AEDを発売して以降、AED普及のために様々な取り組みを続けている。今後も、AEDの普及とともに身近な救命教育の推進等により、誰もがためらいなくAEDを使用できるよう、様々な活動に取り組んでいく。
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