
左から東京都立日比谷高等学校の長坂さん、積水化学の柏原執行役員
積水化学工業は25日、朝日新聞社およびテレビ朝日が主催する「第23回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC:Japan Science & Engineering Challenge)」で、「積水化学工業賞」を東京都立日比谷高等学校の長坂ソフィア怜さんに贈呈したと発表した。
「JSEC」は、全国の高校生と高等専門学校生を対象とした科学技術の自由研究コンテストで、開催23回目となる今年は、応募件数506件、応募人数885人と過去最多の応募があった。その中から選ばれた上位37作品が今月14日に、東京・青海の日本科学未来館で行われた最終審査会に進み、同社のR&Dセンター所長、研究員も審査委員として参加した。
各チームによるプレゼンテーションを踏まえた審査の結果、「積水化学工業賞」には、長坂さんの「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」を選出した。
この研究により、疾患で苦しむ人をなくしていきたいという研究ビジョンが、同社の「いまある社会課題を、未来に残さない。」という企業姿勢と一致することと、従来技術を上回る高い活性を示す新たな遺伝子操作技術を開発したことに加え、化学計算により活性制御可能な構造を設計し、安全性を高めることにも配慮した点を評価した。
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