◆3月3日は5節句の2番目に当たる上巳の節句(桃の節句)である。日本では古来、上巳の節句には草木や紙で人の形を作り、それに穢れを移し、川や海に流してお祓いをする風習があった。その名残が、雛人形の始まりではないかと考えられている
◆女の子がいる家庭では桃の節句が近づくと、子どもの健やかな成長を祈って雛人形を飾り出す。“桃の節句が過ぎても、雛人形を飾ったままにしておくと婚期が遅れる”との俗説が囁かれるほど、雛人形は女の子にとって身近な存在だ
◆今年、6年制薬学教育第1期生の入学試験が行われた。私立各大学の志願者を昨年と比較すると、軒並みダウンしていたが、特に女子の減少が著しいようだ
◆これまで4年間で国家資格が取れる薬学部は、女子学生にとって人気の的だった。しかし2年間の年限延長を嫌い、同じく国家資格を取得できる栄養学部などに、進路を変更する学生も多いという。本人の希望や将来やりたいことを考え合わせ、その上で薬学を選択しないと決めたのなら、薬学部の志願者減少はやむを得ないことかもしれない。
上巳の節句
2006年03月03日 (金)
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