沢井製薬の社長に4月1日付で就任した中手利臣氏は8日、本紙の取材に「品質保証体制を前提とした生産能力の増強に向けた取り組みを経営の優先事項と位置づけていく」と語り、信頼性保証本部長として培った経験を経営の軸に据え、安定供給体制の確立と中長期成長の両立を図る考えを明らかにした。サワイグループが掲げる2030年度の生産能力250億錠以上、数量シェア25%以上の達成に向け「生産・品質基盤の構築をさらに進めていきたい」と話した。
中手氏は、木村元彦前社長のもとで信頼性保証本部長を務め、ICH-Q10(品質システムに関するガイドライン)に基づくマネジメントレビューを全社運営に組み込んできた。研究開発、生産、各工場の品質活動を定期的に評価し、経営層に報告する仕組みを継続する方針で、製品の安定性評価や既存品改良についても、製品ライフサイクルに沿って見直す考えを示した。
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