アルケアは6月11~13日、オストメイトとその家族を対象とした、「ココロとカラダがあたたまる体験と交流の3日間」を開催する。
現在、国内でオストメイトは20万人以上いるが、その多くが、ストーマ装具への視線や衛生面での誤解に対する不安から、温泉や銭湯などの公衆浴場の利用を諦めてしまう現状がある。実際、同社が実施したアンケートでは、80%以上のオストメイトが「温泉に行かなくなった」と回答している。
同イベントは、オストメイトが抱える公衆浴場への心理的・物理的なハードル(見えない壁)を解消し、心から入浴を楽しめる機会を提供すると共に、入浴施設をはじめ、世の中におけるオストメイトへの正しい理解と、社会的認知の向上を目指している。
今回、オストメイト当事者が一歩踏み出すきっかけを支援すると共に、オストメイトに関する見過ごされがちな社会課題を解決するには、啓発活動の継続が不可欠であると考え、1947年創業の東京都墨田区のバリアフリー銭湯「御谷湯(みこくゆ)」と新たに連携する。
御谷湯の優れたバリアフリー環境と、同社のオストメイトに関する専門的知見を融合させ、心理的な壁と物理的な壁の両方を取り払う「墨田区発・地元企業と銭湯の連携によるオストメイトの入浴支援の新たなモデルケース」を創出し、啓発活動を通じて「心のバリアフリー」を広げ誰もが自分らしく生活できる社会の実現に取り組んでいく。
具体的には、一般営業開始前の約2時間をオストメイトとその家族のみで完全貸切とし、周囲の目を気にせずゆったりと入浴できる環境を提供する。脱衣所等に同社スタッフを配置し、万が一の際もサポートできる安心の体制を整えている。
また、創業の地である墨田区に本社を置く同社と、同区のバリアフリー銭湯である御谷湯による初めての地元企業同士の連携事例でで、この取り組みをモデルケースとして、オストメイトへの理解が温浴施設をはじめ全国に広がるきっかけとなることを目指す。
さらに参加者が、日頃の悩みや要望を製品開発者に直接伝えられる交流の場(語ろう会)を設ける。また、工場内では普段は見ることのできないストーマ装具の徹底した品質管理や製造工程が見学できる。
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