
無菌化施設のパース写真(Meiji Seika ファルマ提供)
Meiji Seika ファルマは、岐阜工場内に、ペニシリン系抗菌薬の原薬生産の最終工程を担う無菌化施設を建設する。国が進める国産化プロジェクトの一環で、2027年度に竣工、28年度からバリデーション生産を開始し、30年度に出荷を始める計画だ。2日に同工場内で行った起工式で永里敏秋社長は、国産化に向けて「大きな前進」と語った。国内需要量の半年分を保有できる体制構築を目指す。
ペニシリン系を含むβラクタム系抗菌薬は、原料・原薬の中国依存度が高く、地政学的リスクなどにより調達が滞る恐れがある。国はβラクタム系抗菌薬の一部を経済安全保障法に基づく特定重要物資に指定し、国産化プロジェクトを立ち上げた。
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