内閣府の「放射性医薬品の開発・製造・利用・そのサプライチェーン強化に関する専門部会」は15日、短寿命の放射性同位元素(RI)を利用した放射性医薬品の非臨床試験がRI規制法に抵触する懸念から研究開発に支障が生じている実態を踏まえ、RI法を所管する原子力規制庁に対し、非臨床試験における短寿命RIの取り扱いについて規制の対象外となるケースを明確にするガイドラインの発出を提言する方向性を了承した。
放射性医薬品開発をめぐっては、アスタチン-211等の短寿命RIを用いた候補化合物を投与した実験動物について、投与したRIの放射能が十分に減衰した後に管理区域外に持ち出して遺伝子解析や再び飼育することがRI法上問題がないことが明確になっていない。そのため、研究開発を行う企業やアカデミアからは飼料や実験動物の取り扱いに困っているとの意見が出ている。
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