
自薬局のQIスコアと全体平均を比較でき、業務改善の優先課題を把握できる(藤田氏提供)
シドニー大学コリング医学研究所リサーチフェローの藤田健二氏らの研究班は、薬局版クオリティ・インディケーター(QI)の社会実装を視野に、9月から国内11薬局で専用のシステムやウェブアプリを運用する試験を始める。運用に向け、人工知能(AI)を活用し約150項目のQIスコアを自動算出するシステムや、自薬局のQIスコアを参加薬局全体の平均値と比較できるウェブアプリを開発した。自薬局の強みや弱みの把握に役立ち、薬局薬剤師の業務改善につながるかを検証する。今回の結果をもとに、次のステップとして大規模臨床研究を実施したい考えだ。
運用試験は、藤田氏らが手がけてきたJP-QUEST研究の一環として実施する。研究責任者は日本薬科大学薬学部の齋藤俊昭教授が務め、同大の福井次矢学長や串田一樹客員教授、シドニー大の研究者らがメンバーとして参加するほか、薬局向け電子薬歴システムベンダーの三菱電機デジタルイノベーションと、そのユーザーである大阪ファルマプランの11薬局も研究に加わる。
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