厚生労働省は8日、医療扶助・健康管理支援等に関する検討会で、生活保護受給者における医薬品の適正使用に向けた議論の方向性(たたき台)を示した。自己負担がなく過剰給付が生じやすい生活保護受給者をめぐり、特定の薬剤に対する標準的な上限数量の設定、医療DXの活用による処方・調剤時のリアルタイムな重複投薬防止などを明記。構成員からは、医療現場と福祉事務所の密接な連携や、残薬が生じる背景に配慮した丁寧な対応を求める声が上がった。
たたき台では、医薬品の適正使用に向けて「処方・調剤時における対応等」を最重視する。オンライン資格確認の導入推進や、生活保護受給者のマイナンバーカード利用登録、お薬手帳の活用強化などを通じて現場でのリアルタイムな確認体制を構築していく。
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