コニカミノルタジャパンはこのほど、9月1日の「防災の日」に合わせ、外国人や障がい者などの多様な人々を受け入れ、共生する社会の実現を目指す多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」に、災害時の館内放送を多言語で案内する「防災放送」機能を追加したと発表した。この機能は、今年7月から先行して提供している。普段から接客で使用する同サービス上で、事前登録した避難・誘導アナウンスを多言語で再生できるため、災害放送のために別のサービスやアプリを導入することなく、平時のコミュニケーションから、災害時の情報伝達まで一つのサービスで対応できる。
同機能では、火災発生時や震災時など、複数のシナリオに応じた案内音声を事前に登録でき、日本語に加えて、英語・中国語・韓国語で案内できる。スタッフは、災害発生時に「KOTOBAL」上で案内音声を再生することで、外国人宿泊客を含む施設内の利用者へ必要な情報を届けることができる。
これにより、スタッフごとの語学力に依存せず、施設として統一した内容を案内できるほか、個別説明にかかる負担を軽減し、安全確認や避難誘導などに注力しやすい環境づくりを支援することで、宿泊者やスタッフをはじめとした現地にいる全ての人の身の安全を守ると同時に、災害時の不安や混乱の軽減が図れる。
すでに「KOTOBAL」を導入している宿泊施設では、同機能を避難訓練に活用するなど、災害時を想定した運用も始まっている。実際に同機能を活用しているANAホリデイ・イン東京ベイでは、毎月実施する消防訓練(地震・火災)に「KOTOBAL」を活用している。
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