◆新製品発表会のあいさつで、某医薬品メーカー社長は「次世代の新製品として位置づけ、社内では“超弩(ど)級”と呼んでいる」として、期待の高さをアピールした
◆同社長によれば、あるドラッグストアの商品部バイヤーに「超弩級の商品です」と言ったところ、「最近あまり聞きませんね。でも何か面白い感じです」と、好意的に笑ってもらったというエピソードも紹介した。そう言われてみると、バイヤーが若かったというより、耳にする機会自体が少ない
◆そこで言葉の意味を調べてみた。どうやら「弩級艦」という戦艦に由来しているようで、弩級艦より攻撃力・防御力などが超越した戦艦が「超弩級艦」ということだ。こうしたことから、同類のものよりも桁違いに大きいことを、超弩級と表現するようになったらしい
◆意味を調べていたところ、作品名が「超弩級△△」という漫画もある。とにかく“凄い”ことの表現に使われているのは確かだ。最近、若者がおいしいものを食べて発するのが「やばい」という言葉。超弩級も、同じように変化しているのかもしれない。
“超弩級”
2009年09月16日 (水)
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