「パブロン365シリーズ」に口元立体構造の高機能マスク 大正製薬

2009年09月16日 (水)
yakuji_photo
新製品の「パブロンマスク365」

 大正製薬は、かぜ薬の総合ブランドである「パブロン」ブランドから、のどスプレーや手指消毒ハンドジェルなど、予防対策に向けた「パブロン365」シリーズを展開しているが、高性能フィルターを使用した立体4層構造の不織布マスク「パブロン365マスク」を新発売した。かぜの諸症状を緩和する総合感冒薬の「パブロン」シリーズに、早めの予防ケア製品を揃えた「365シリーズ」が充実したことで、同社では「かぜ対策をトータルでカバーできる『パブロン』ブランドを、一層アピールしていきたい」とする。

 「パブロンマスク365」は、4層構造による優れたバリア性が特徴で、ウイルス飛沫や花粉を99%カットする、使い切りタイプの不織布マスク。微細繊維に抗菌作用のあるキトサンを配合した“キトサン配合抗菌防臭加工フィルター”を使用。さらに、静電気を帯電させた特殊静電フィルターが、花粉や微生物・粉塵などのミクロの粒子を電気的に捕集する。

 ウイルス飛沫や花粉を高率にカットする一方で、フィルターの呼気抵抗を低くするなど、呼吸のしやすさも実現した。口周りに樹脂製バーを内蔵することで、呼吸や会話が楽な口元立体構造を実現するなど、機能性と使いやすさへの配慮も特徴。なお新製品は、日本国内の工場で、医療用サージカルマスクと同じ管理の下で製造されている。

 税込み希望小売価格は、3枚入り420円。初年度販売目標(1年後)は、出荷ベースで5億円。



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