グラクソ・スミスクライン(GSK)は、1月27日付でサノフィ・アベンティスグループ・シニア・バイス・プレジデントのフィリップ・フォシェ氏が新社長に就任したと発表した。前社長のマーク・デュノワイエ氏は、新たに設置した代表取締役会長職に就任し、GSKグループ・アジア・パシフィック/日本ファーマシューティカルズ・プレジデントとしての職責を引き続き務める。
GSKは、今回の社長交代について、「GSKグループのアジア・パシフィック/日本ファーマシューティカルズ・プレジデントと日本法人の社長職を、デュノワイエ氏が兼任する現在の体制よりも、フォシェ氏を新社長に起用するのが最適だと判断したため」としている。
新社長に就任したフォシェ氏は、1957年生まれの52歳。84年にヘキスト・マリオン・ルセルに入社。01年にサノフィ・サンテラボ日本法人の代表取締役社長、05年にサノフィ・アベンティス日本法人の代表取締役社長を務め、09年1月からはサノフィ・アベンティス・グループのシニア・バイス・プレジデントを務めていた。