◆昨年度末に期限を迎えた規制改革会議の後継として行政刷新会議の下に設置された「規制・制度改革に関する分科会」。ライフイノベーション、グリーンイノベーション、農業の3ワーキンググループ(WG)は今月に入って相次ぎ初会合を開いた
◆混合診療の原則解禁や一般薬のネット販売規制緩和が、ライフイノベーションWGの検討項目として、浮上してきた。新看護師資格の新設や医療ツーリズムの導入も課題に挙がっており、今後、ヒアリングや集中審議を経て5月に意見集約、6月に刷新会議本体に報告する
◆新組織には、改革会議で規制緩和の旗振り役だったメンバーも名を連ねる。ただ、分科会長は内閣府副大臣、WG主査は政務官。新政権が医薬分野の規制をどう舵取りするのか、注目されるところ
◆改革会議の議論では、毎回、慎重派の厚労省が安全性の確保を最優先すべきと主張し、推進派の会議側が選択肢拡大や利便性向上を前面に押し出し、平行線をたどった。節目で一応の決着を図るものの、しばらくして再燃するのも、この議論の常。混合診療や一般薬ネット販売をめぐる論争に終わりは来るのか。
ライフイノベーションWGが初会合
2010年04月09日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿