◆「それいけ!アンパンマン」や「名探偵コナン」など多数のアニメを制作しているトムス・エンタテインメント(トムス)が先日、新たに小児医療分野に進出することを発表。医療施設向けに開発した新製品を披露した
◆新製品の名前は「スマイルタッチ」。世界初の医療施設向けアニメ視聴端末だ。治療への理解を促す専用アニメや知っておきたい家庭で役立つ医療情報のアニメ、さらには子どもの治療への不安等を軽減するディストラクション用途としてアンパンマンなどの人気アニメが盛り込まれている
◆小児医療の現場では、治療や検査の際に子どもが泣き出したり興奮してしまったりなどして、うまく進められないという課題がある。こうした課題を解決するサービスを生み出したいというトムスの思いが、今回の新製品開発につながったといえる
◆既にトムスでは試作版によるテストを実施。「泣かずに点滴ができた」など好評を得ている。9月23日からレンタル販売を開始する予定だが、この「スマイルタッチ」が普及していけば、医療施設で泣き叫ぶ子どもの姿を見かけなくなるかもしれない。
「スマイルタッチ」
2010年08月16日 (月)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿