大幸薬品が発売した「樋屋奇応丸」
大幸薬品は今月から、樋屋製薬の小児五疳薬「樋屋奇応丸」11品目の販売を開始した。大幸薬品では今年5月、江戸時代から小児良薬としての実績を有する「樋屋奇応丸」のさらなる販売促進を目的に、樋屋製薬と国内販売権契約を締結し、同品の販売を引き継いだ。
「樋屋奇応丸」は、ジャコウやジンコウ、ユウタンなどの生薬を主成分とし、主に1歳未満から15歳までの乳児・幼児・小児を対象とし、夜泣き、かんむし、小児の神経質などへ効果を発揮する。また、16歳以上の用法用量もあり、ママの育児疲れ、イライラ、かぜひき等にも最適な「樋屋奇応丸EX」も販売している。小児薬市場の有力ブランドで、関西以西ではトップブランドとなっている。
今回、大幸薬品が発売元となった製品は、「小児薬樋屋奇応丸」(110粒、190粒、315粒)、「金粒樋屋奇応丸」(75粒、200粒、500粒)、「小児薬樋屋奇応丸ハローキティ」(219粒)、「金粒樋屋奇応丸ハローキティ」(221粒)、「樋屋奇応丸EX」(80粒、180粒)、「樋屋奇応丸糖衣」(120粒)の6製品11品目で、全て第2類医薬品。