佐藤製薬は、第2世代抗ヒスタミン薬「メキタジン」を、OTC薬で初めて、医療用医薬品と同量の6mg配合したアレルギー性鼻炎専用内服薬「ストナリニ・ガード」(第1類医薬品)を新発売した。花粉、ハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状に効果を発揮する。
メキタジンは、第1世代抗ヒスタミン薬と比べ、脳内への移行性が低く、眠けやインペアードパフォーマンスを引き起こしにくいのが特徴。また、アレルギー症状を鎮める抗ヒスタミン作用と、アレルギー誘発物質の放出を抑える抗アレルギー作用のほか、抗コリン作用を有するため、つらいくしゃみや鼻みずなど、不快な鼻のアレルギー症状に対し、1日2回の服用で効果を発揮する。税込み価格は、20錠1869円。

鼻炎薬ストナシリーズは、1日1回1錠でも効果を発揮する内服用鼻炎薬「ストナリニS」を中心に、水なしでサッと服用できる「ストナリニ・サット」、携帯にも便利な「ストナリニフィルム」などがある。佐藤製薬では、「ストナリニ・ガード」を加え、3人に1人ともいわれるアレルギー性鼻炎の生活者ニーズに合わせ、製品アイテムの拡充を図った。
また、「ストナリニ・ガード」は第1類薬であるため、薬局薬剤師への情報提供ツールを充実させると共に、説明会を実施して適正使用に取り組むほか、POPなどの販促ツールを活用した販売促進の支援も図っていくことにしている。