
アース製薬は、オーラルケアブランド「モンダミン」から、歯ぐきケアに着目した洗口液「モンダミンメディカルケア」(医薬部外品)を、20日に新発売した。歯肉炎の原因・症状を三つの薬用成分がブロック、歯ぐきからの出血を防ぎ、歯肉炎を予防する。
歯肉炎は歯周病の初期段階で、歯周炎にまで進行するとホームケアのみでの回復は難しく、早期のケアが重要となる。歯ぐきからの出血は、歯肉炎の症状の一つであり、さらに症状を悪化させる原因になることから、「モンダミンメディカルケア」は殺菌・抗炎症効果だけでなく、出血予防を加えた三つの効果が特徴。
殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が虫歯・歯周病の原因菌を殺菌し、歯垢の付着を防ぐ。さらに、抗炎症成分GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)が歯ぐきのハレと炎症を抑える。そして出血予防成分TXA(トラネキサム酸)が、歯肉炎による歯ぐきからの出血を防ぐ。
薬効感の高い“メディカルハーブ”の香味で、持ちやすい新型ボトルを採用。使用方法は、毎日の歯磨きに加え、約20mLを口に含んで20~30秒ほどすすいでから吐き出す。使用後は水で口をすすぐ必要はない。いつでも使用できるが、特に歯磨き後や就寝前の使用がお勧め。内容量は330mL、600mL、1000mLの3タイプあり、いずれもオープン価格。
消費者の口腔ケアに対する意識は年々高まりを見せており、日本歯磨工業会の歯磨出荷統計によれば、オーラルケアカテゴリーのうち、洗口液市場が拡大傾向にある。
“お口クチュクチュ”でお馴染みの「モンダミン」ブランドは、ペパーミント・ノンアルコール・ストロングミント・センシティブの4タイプが揃った「モンダミン」のほか、「薬用モンダミン」「薬用モンダミンデンタルマニキュア」が好評発売中。新たに「モンダミンメディカルケア」を加えることで、洗口液市場におけるブランド強化につなげる。