日本画像医療システム工業会(JIRA)は、東日本大震災の津波で流失した岩手県立大槌病院などの3カ所の仮設診療所に、3式のCT装置とCT用造影剤注入装置を無償貸与することを決めた。既にCT室が完成した2カ所に機器を設置し、先月中旬に引渡式が行われた。無償貸与はそれぞれ新病棟が竣工するまでの間。
県立3病院は津波で壊滅的な被害を受け、仮設診療所を設置して外来診療を続けてきた。しかし、高齢者が多い地域でもあるため、CT装置による早期の診断対応が望まれていた。
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