
塩野義製薬は、今年で発売60周年の節目を迎えるポポンブランドの新製品として、ビタミンE主薬製剤「ポポンメグルーナ」(第3類医薬品)を発売した。また、血管ケア成分を配合した血清高コレステロール改善薬「ローカスタEX」(第3類医薬品)も、このほど発売した。
「ポポンメグルーナ」は、末梢の血液循環を改善する働きのあるニンジン乾燥エキスと、天然型ビタミンEなどを配合しており、血行不良を改善する。末梢血行障害による手足のしびれ・冷え、肩・首すじのこり、更年期における冷え、肩・首すじのこり、手足のしびれ、のぼせなどの症状を緩和する。
服用しやすいフィルムコーティング錠を採用しており、120錠入りのポリ瓶包装(税込み希望小売価格3780円)に加え、トライアルしやすいアルミパウチ包装の36錠入りの小容量(1260円)がある。
一方、血清高コレステロール改善薬「ローカスタEX」は、2009年に発売した「ローカスタ」の三つの主成分(パンテチン、ソイステロール、天然型ビタミンE)に、血管を丈夫にするルチン、血管を正常に保つピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)の二つの血管ケア成分を配合。血中のコレステロールを改善し、手足の冷えやしびれといった末梢血行障害を緩和する。
同社では、日本人のコレステロール管理の実態調査で、脂質異常症の患者の約59%が高血圧症を合併しているという結果などを受け、既存品(ローカスタ)に、血管結合組織を強化する作用を有する血管ケア成分を補充した「ローカスタEX」を開発した。成人(15歳以上)1回2カプセルを1日3回、食後に服用する。90カプセル2880円、180カプセル4980円。