東京都はこのほど「結核予防推進プラン2012」を取りまとめ、2015年までに達成すべき具体的目標を示した。プランでは、これまで重点対象ではなかった若年常勤労働者層への対策が盛り込まれた。また、DOTSの確実な実施に向けて、地域医療機関や薬局などをはじめとする、DOTS対応が可能な地域社会資源の開拓も必要と指摘した。
都、保健所、区市町村の取り組みによって、新規登録結核患者数や結核罹患率は減少傾向にあるが、都内新規登録患者数は未だ3000人を超え、罹患率も全国と比較して高い。
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