医療技術評価(HTA)の政策利用をテーマにしたシンポジウムが都内で開かれ、福田敬氏(国立保健医療科学院上席主任研究官)が、新薬の薬価算定や既存薬の薬価改定を行う際の加算要件や、引き上げ・引き下げの評価材料にHTAを活用する場合のメリットや課題を示した。
まず、新薬の薬価算定時の加算要件に「既存治療に比して費用対効果が良好であることが客観的に示されていること」を追加する場合、制度への影響が最も小さく、導入が容易といったメリットがある一方、有用性加算、画期性加算のハードルが高くなると指摘。
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