日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)では、2010年5月にEDI推進委員会とカテゴリーマネジメント委員会の2委員会を一つにし、「業界標準化推進委員会」を設立し、業界のEDI(受発注情報の電子データ交換)推進などを中心に検討を進めてきた。業界標準化推進委員会の委員長を務める江黒純一氏(クスリのマルエ社長)は、「業界標準化は思っているほど進んでいない」との現状を示す一方で、「業界標準化が進めば、製・配・販のコストが大幅に下がってくるという考えのもと、委員会等で力を合わせ検討を進めていきたい」との考えを示す。
業界標準化推進委員会は、設立以降の活動として、ドラッグストア業界の標準EDI(流通BMS)の普及・推進活動を展開してきた。その一つが「標準EDI推進特別セミナー」の開催で、11年度は「JAPANドラッグストアショー」(12年3月16日)において、製・配・販の約200人が参加して開催された。
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