日本ジェネリック医薬品学会は6、7の両日、東京・品川の昭和大学旗の台キャンパスで第7回学術大会(大会長:佐々木忠徳亀田総合病院薬剤部長)を開催した。都心で今年初の猛暑の中、約720人が参加し、厚生労働省のロードマップなど、新たな政策動向を踏まえて、さらなるGE薬使用促進の方向性を探った。
大会長講演‐高付加価値製剤の投入に期待
佐々木氏は、GE薬に期待する付加価値として、▽口腔内崩壊錠などの製剤的特徴▽用量規格の大きな製剤▽薬剤師による持参薬チェックなどを容易にする識別性の高い製剤▽安全性の高い抗癌剤のガラスバイアル製剤――などを挙げた。大用量規格製剤については、「廃棄量を減らす観点からも必要ではないか」と指摘し、パクリタキセル300mgやバンコマイシン5g、同10gを例示した。
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