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熱中症予防、専門家による声がけは大きな力

2013年07月22日 (月)

◆第一陣の熱波は一段落したようだが、まだまだ気は抜けない。消防庁は、8~14日の1週間に熱中症で救急搬送された人数が1万人を超えたことを発表したほか、都監察医務院等によると都内の熱中症による死者数が梅雨明け以降で50人以上になったという
◆昭和30~40年代頃には、東京で気温が30℃を超える日はそれほど多くなかったと記憶している。実際に夏休みのプールでは震えつつ唇を紫色にしながら遊んでいたものである。25℃で夏日、30℃で真夏日と言われる所以だ
◆それが今や、普通に35℃をオーバーし、猛暑日なる単語も出現した。夜中の最低気温25℃の熱帯夜も慣れてしまい、このまま東京は亜熱帯地域になるのではないかと思うほどだ
◆熱中症による死者の多くは高齢者である。クーラーがあまり好きではなく、身体の変調に気づくのも遅いことが原因のようだ。テレビの気象番組でも常時注意喚起と対処策を発信しているが、近隣の薬局などでの専門家による気遣いや声がけなどは、熱中症予防には大きな力となろう。



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