東京都薬剤師会(山本信夫会長)は20日、東京日比谷の帝国ホテル東京で公益社団法人への移行に伴う祝賀会を開催した。祝賀会には日本薬剤師会の児玉孝会長、東京都福祉保健局の川澄俊文局長をはじめ、東京都医師会・歯科医師会の代表、藤井基之参議院議員ら多くの関係者が集い新たな出発を祝った。山本会長は、インターネットによる一般薬の販売問題、医薬分業バッシングなど最近の薬剤師をめぐる問題を挙げ、「国民、都民から厳しい指摘をされているが、これを打破することは、公益社団法人としての都薬の役目だと思っている。今後より公益性の高い事業を展開し、都民から信頼される薬剤師、薬剤師会を目指し、事業展開していきたい」と決意を新たにした。
来賓のあいさつで児玉日薬会長は、日薬を上回る長い歴史に敬意を表し、また東日本大震災での都薬会員の積極的なボランティア活動に感謝の意を示すと共に、今後「社会保障改革に向けてやることは多い」とし、さらなる協力支援を求めた。
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