◆夏休みに突入し、海外旅行をする人も多かろうと思い、海外でどのような感染症が問題になっているのか気になり、国立感染症研究所や厚生労働省検疫所のホームページを開いてみた
◆まず目に飛び込んできたのは、ヨルダンやカタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦などの中東諸国で新型コロナウイルスによる重症急性呼吸器症候群(中東呼吸器症候群:MERS)が発生しており、昨年9月からこれまでに90人の感染を確認、うち45人が死亡している。フランス、ドイツ、イタリア、チュニジア、英国などでも中東からの帰国者を中心に報告があるという
◆このほか、蚊を介して感染するウエストナイル熱が米国の中部から南部にかけての9州で23人の患者が報告され、うち3人が死亡している。欧州でも今月16日、ギリシャ東部のアッティカで疑い患者1人が報告されている
◆さらに、北欧を中心としてA型肝炎、台湾では狂犬病が野生動物から確認されている。海外旅行に出かける時は、こうしたホームページも参考に対策を考えてはどうか。
旅先の感染症状況を確認
2013年07月26日 (金)
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