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科学研究費の不正使用防止を

2013年8月7日 (水)

◆バルサルタン臨床研究のデータ操作が世間の注目を集める中、大学の科研の不正行為が明らかになった。逮捕された東大政策ビジョン研究センターの教授が、医療情報システムに関するデータベース作成などを業者に架空発注し、大学側から研究費をだまし取った疑いがもたれている
◆バルサルタン疑惑でも問題の把握や再発防止策に向けた田村憲久厚労相直轄の検討委員会の設置が決まったが、文科省も2日に不正防止策を議論する検討会の設置を決めた。下村博文文科相は2日の閣議後会見で「不正行為がなされないようなチェック機能の仕組みをしっかり議論してほしい」と述べている
◆科研費をめぐっては、かねてから不正使用が問題視されており、大学側のチェック機能の不十分さを指摘する声も少なくない。改めてコンプライアンスのあり方が問われている
◆科学技術の振興は成長戦略の柱の一つに位置づけられ、予算増額の可能性もある分野だ。大学や研究機関には、検証・評価が徹底される仕組みの構築に取り組んでもらいたい。




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