厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会は10日、医療費助成の仕組み構築などの論点について検討を行い、対象患者の認定基準や高額な医療を受けて軽症を維持している患者の扱いが大きな議論になった。次回も引き続き、効果的な治療法開発などについて検討を進める。
厚労省は、医療費助成の対象となる患者の認定基準となる「症状の程度が重症度分類等で一定以上等であり、日常生活または社会生活に支障がある者」について、全ての疾患に対して重症度分類等を適用することを提案。疾患横断的な重症度分類等を設定する方法などを示した。
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