◆男性にも更年期障害があると聞いたことがあるが、男性ホルモンが原因なんだろうとは思っていたが、詳しくは知らなかった。この間、勃起障害(ED)など男性の病気の啓発活動を行っている順天堂大泌尿器外科の堀江重郎教授の講演を聴いた
◆男性更年期障害は女性の更年期障害と同様の症状が出ることがあるという。イライラや抑うつ感、不眠、疲労感、ほてり、めまいなどのほか、男性ではEDを起こすことがある
◆その原因となるのが男性らしさを司るホルモン「テストステロン」の低下だ。テストステロンが減ると体内の活性酸素が増え「体を錆びさせ」て動脈硬化が進みやすくなると共に、糖尿病、うつ病、排尿障害といった病気を引き起こす
◆EDは動脈硬化が原因だという。若い頃は毎日あった朝起きたときの勃起が、40代・50代になるとめっきり減るのは陰茎動脈の硬化で血中が十分でなくなるため。ED治療薬には現在、3種類のPED阻害薬がある。老化だとあきらめずに、こうした薬を飲むのもいいかもしれない。
男性の更年期障害
2013年12月02日 (月)
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