新たな卒後臨床研修プログラムとして、2014年度に薬剤師レジデント制度を運用する病院数は前年度から3施設増えて39施設に達することが、21日に神戸市内で開かれた第3回薬剤師レジデント交流会で、橋田亨氏(神戸市立医療センター中央市民病院院長補佐・薬剤部長)が報告した。同制度の修了者は通常よりも内容の濃い研修を受けたとして、日本医療薬学会の薬物療法専門薬剤師の認定に必要な5年以上の研修期間が通常より短縮されるように、働きかけを強めていく。
2013年度厚生労働科学研究費補助金による「6年制薬剤師の輩出を踏まえた薬剤師の生涯学習プログラムに関する研究」(研究統括:乾賢一氏)の分担研究者である橋田氏が、その研究の一環として実施した調査の結果を中間報告として発表した。
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