《本書の概要》
改正薬事法により、一般用医薬品の販売制度が見直され、一般用医薬品がリスクに従って第I類から第III類まで3つに分類された。第I類医薬品については、文書による情報提供が義務(第II類は努力義務)付けられている(2009年度施行)。
本書では、一般用医薬品の区分等を検討した厚生科学審議会の「医薬品販売制度検討部会」報告書等をもとに、リスク分類された第I類及び第II類*医薬品について薬剤師が提供すべき情報のポイントについて解説。
《本書の構成》
第I類医薬品と第II類*医薬品、付録から成り、付録では、一般用医薬品の販売制度改正の概要と、第I類・II類*医薬品と情報提供事項の一覧。さらに、第I類医薬品については、代表的なOTC薬をとりあげて情報提供の際に必要となる基本的事項を簡単にまとめた情報提供文書<例>(薬事日報社ホームページよりダウンロードできる)を掲載。
注)*第II類医薬品は、厚生科学審議会の「医薬品販売制度検討部会」により、第I類医薬品に準じて積極的に情報提供を行うべきであるとされた医薬品のみを掲載。
ISBN978-4-8408-0981-8 C3047
共立薬科大学教授 中島恵美 編
OTC薬とセルフケア研究会 著
判型・頁数:A5判・総頁238
2,970円(消費税込み)
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円