高密度コラーゲン新素材の創薬、代替法応用でシンポ=農業生物資源研究所(生物研)は31日、東京永田町の星陵会館で、シンポジウム「再生医療、創薬および動物実験代替法の分野における実用化を指向したコラーゲンビトリゲルの開発状況」を開く。
生物研が世界に先駆けて開発した新素材のコラーゲンビトリゲルに関する研究成果や関連技術の欧米への普及状況などを紹介する。
テーマとして、▽ウシ由来コラーゲンを利用したコラーゲンビトリゲル膜チャンバーの開発と実用化構想:創薬および動物実験代替法に有用な培養モデルの構築と世界水準となるADME/Tox試験法の確立を目指して▽ブタ由来コラーゲンを利用した医療用アテロコラーゲンビトリゲル膜の開発と実用化構想:再生医療に有用な先進医療技術の開発と医療機器および医薬品としての製品化を目指して――など。
問い合わせ先は、シンポジウム事務局[電話・FAX029・838・6294、Eメール:vitrigelsympo@nias.affrc.go.jp]