ロート製薬の2014年3月期連結決算は、売上高が前期比11・4%増の1438億2200万円、営業利益が17・0%増の168億2100万円、経常利益が16・1%増の171億円、当期純利益が10・6%増の89億4700万円の増収増益となった。スキンケア領域を主軸に、国内の売上高は微増で推移する一方、中国を中心に海外で売上高を大きく伸ばしたことで、21期連続の増収となったほか、営業利益、経常利益なども過去最高を更新した。
国内の売上高は2・4%増の917億7200万円。花粉飛散量の減少に伴い「アルガード」が大幅に減少し、昨年3月の全面刷新による一時的な出荷減などの影響で、機能性化粧品シリーズ「肌研(ハダラボ)」ブランドも減収となったが、機能性化粧品「オバジ」ブランドが引き続き好調に推移。他のスキンケア医薬品なども伸び、増収に寄与した。
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