◆新エネルギー・産業技術総合開発機構は「2014ロボット白書―社会を変えようとするとき、そこにロボット技術がある」をまとめている。ロボットが社会で真に必要なパートナー的存在として人間の暮らしを支えつつ、技術立国として日本を代表する産業であり続けるという視点から書かれている
◆その中に「病院丸ごとロボット化」がある。これは、ロボット単体ではなく、病院内の業務分析やコンサルティング、システムソリューションとして、ロボットおよびインフラの総合導入実現を目指すもので、ロボット事業の新しいビジネスモデルと位置づけている
◆コメディカルロボットの場合は、業務の生産性向上が医療費削減や外来患者の待ち時間短縮などのQOL向上につがるとして、その課題を抽出。薬剤部業務の例示としては医薬品の小分け搬送への対応や、抗癌剤の調整などを挙げている
◆これらについては、国内外で検討が行われているという。ロボット化が進展していけば、今まで以上に薬剤師の本来業務が重要になってくる。
「病院丸ごとロボット化」
2014年08月25日 (月)
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