厚生労働省は12日、来年4月から医療法に位置づけられる臨床研究中核病院の承認要件を決める検討会の初会合を開き、具体的な議論を開始した。国際水準の臨床研究計画を立案し、実施するために必要な体制等の主な機能や施設、人員について検討。委員からは臨床研究をめぐる不祥事を踏まえ、日本を代表する中核病院にふさわしいガバナンス体制や外部監査システムを導入する必要性が指摘された。
厚労省は、予算事業として早期・探索的臨床試験拠点5施設、臨床研究品質確保体制整備病院10施設を指定し、世界に先駆けヒトに新規薬物を投与したり、国際水準の臨床研究の中心的役割を担う拠点を整備してきた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。